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目立たない装置で矯正できます。横浜(神奈川県)の子供矯正(こどもの矯正、小児矯正)は当歯科医院へ。

歯の詰め物がよくとれる?

今回は、虫歯などの治療時に使用した詰め物が、よく取れてしまうというお悩みに対して少しお話していきたいと思います。

 

 

治療した歯の詰め物などが繰り返し取れてしまうとその度に治して、やはり外れてしまうので違う歯科医院で治療をしてもらってもやはり詰め物が取れてしまい、半ば諦め気味になっているというお話を聞くこともあります。しかしこの詰め物が取れてしまう原因の中に、患者さん自身の噛み合わせが関係している場合もあるので、そこをもう少し掘り下げてみたいと思います。

 

 

・食いしばりによる影響

 

つい知らないうちに、歯をぐっと食いしばる習慣があるという人は少なくありません。スポーツをしている時や力を入れて何かを持ち上げるとき、集中して何かの作業をしている時など無意識のうちに食いしばりは起きているものなのです。

しかしこの歯を食いしばるという行為は、歯に過度な力を掛けてしまいます。(ご自身の体重位の力が歯に掛かると言われています。)しっかりと上下の歯が咬み合っている状態であれば、その掛かる力を分散することができるのですが、噛み合わせが悪いと当たっている歯だけでその力を受け止めてしまうことになります。

そうするとそこに詰め物があった場合、詰め物と接着剤の層にひびが入り、取れてしまう原因となります。

 

 

・歯ぎしりによる原因

 

歯ぎしりには様々な要因があるため、一概にこれが原因と言い切ることは難しいのですが、特に成人の場合は噛み合わせが悪いと歯ぎしりが起こりやすい傾向にあります。

そうすると、上にも書きましたが歯に過度な力が掛かってしまい、詰め物が取れてしまう原因となります。

 

 

この様に、ほんの一例にはなりますが、噛み合わせが原因によって詰め物が取れてしまうという症状をお話してきました。同じ歯の詰め物がよく取れてしまうなというお悩みの方は一度噛み合わせの相談に行ってみることをお勧めします。

また、詰め物が無い人でも他人から食いしばりや歯ぎしりを指摘されたことがあるという方も同様にチェックしてみるのは如何でしょうか。

今は健康な歯でも、ずっと力が掛かり続けてしまうと歯が欠けたり、ひび割れてしまう可能性もありますので、思い当たる方はお早めにご相談ください。

大人になってから歯並びが悪くならないために出来ること

今回は、歯並びの変化に注目し、大人になってから歯並びが悪くならないために出来ることを考えていきたいと思います。

当院では、昔診断だけ来てその後治療をしなかったという方が再来院することがあります。

理由は様々なのですが、以前診断した時より歯並びが悪くなった(気になるようになった)ということで再検査をされます。

実際時間と共に歯並びが変化するという事は十分に考えられますし、それによって不調が出る可能性もあります。

では何故長年付き合ってきた自分の歯並びが変わってしまうのか、まずその原因をピックアップしてみます。

 

1、食事の影響

食事の際の咀嚼は、基本的に奥歯から前の方に押されるような動きになるため、歯は前方へ少しずつ押し出される力が掛かります。
それが時間の経過によって歯並びが変化する要因となります。

また、片側だけで噛んでいるなど、そしゃくの左右のバランスが崩れている状態ではさらに悪くなる要因にもなります。

 

2、癖による影響

爪を噛む、姿勢が悪い、頰づえをつく、歯ぎしりをしているなど、悪い生活習慣によって外部から歯列に不必要な力が掛かってしまい、歯並びが変化してしまうこともあります。

 

3、親知らずによる影響

親知らずを抜歯すると、歯列の中にスペースができるため、歯並びが動いてしまう可能性があります。

また反対に、親知らずを抜歯せずにいると、前方に押し出される力が掛かってしまうこともあり、これも歯並びが崩れる要因となりえます。

 

4、歯周病による影響

歯周病になってしまうと、歯茎の中の歯槽骨が溶けてしまうことがあります。
歯槽骨は歯を支える土台となっており、その土台が崩れてしまうため、歯並びが維持できずに乱れてしまうことになります。

歯並びが変化する要因としていくつか挙げてみましたが、まだまだ人によって様々な要因がありますし、複数の要因が絡み合って変化することも考えられます。

 

では、それを踏まえてどうすれば歯並びが悪くならないように出来るかを考えていきましょう。

実は、1,2,4に関しては皆さまご自身でケアすることで回避できます。
毎日の食事の際の咀嚼に意識を向けると、意外に左右バランスよく嚙んでいないことに気づいたり、頬杖をつく癖に気づくだけでもだいぶ違います。
また、毎日のブラッシングに、歯垢染色液を試してみることで磨き残しを明確に歯周病リスクを下げることが出来ます。

問題は3を含む患者さんご自身で判断することが出来ないものです。
親知らずだけでなく、歯茎の中に埋まっている歯根や歯槽骨の状態などは、歯科医院で検査が必要です。

普段の生活から、大人になってからの歯並び悪化を防ぐことはできますが、気になる部分が出てきた場合は、早めに歯科医院で検査してみてください。

幼若永久歯の虫歯リスクについて

今回は、幼若永久歯の虫歯リスクについてお話していきたいと思います。

 

幼若永久歯という言葉を聞いたことがないという人もいるかもしれませんが、乳歯から

永久歯に生え変わる際、生え変わったばかりの永久歯をこのように呼びます。幼若永久歯は歯根がまだ完全に出来上がっておらず、歯の表面も十分に硬くなっていないという特徴があります。

歯のエナメル質が未成熟なために、大人の永久歯と比べると虫歯になりやすく、一度虫歯になってしまうと非常に進行が速いという特徴があります。

 

幼若永久歯の成長過程(歯の成熟)を見てみると、おおよそ2,3年の時間を掛けて、唾液などからカルシウムなどのミネラル分を取り込み、少しずつ固く丈夫な歯になっていきます。

つまりこの間は特に注意して虫歯に掛からないようにする必要があるのですが、一説には10歳までに8割のお子さんが虫歯になってしまうというデータもあるようです。

ではどの様に予防するのが効果的なのでしょうか。

 

 

■矯正歯科としての観点

 

最近は特にお子さんの顔の大きさが小さくなってきており、歯槽骨の中に全ての歯が並ぶスペースが無いという患者さんもよく見かけます。その様な方ですと、歯が凸凹に生えてしまう叢生(乱ぐい歯)になったり、前方に歯が出てしまう上顎前突(出っ歯)になってしまうことが多いです。

歯の叢生量が多いと、歯と歯が前後的に重なってしまう部分が生じ、歯ブラシが届きにくいところが出来てしまいます。

つまり、必然的に歯垢が溜まりやすくなり、そこから虫歯になってしまうリスクが高くなります。明らかに叢生量が多い患者さんですと、予め歯のスペースを確保するための小児矯正なども行うことが出来ますので、咬合の機能的な観点と予防の観点から治療を進めていくことが出来ます。

 

 

■予防歯科としての観点

 

上にも書きましたが、幼若永久歯はエナメル質が未成熟なため、特にフッ素が有効だと言われています。

フッ素は歯の再石灰化を促し、歯の成熟をサポートするので歯が弱い期間が短縮される傾向にあります。また、幼若永久歯はフッ素を取り込みやすくなっているため、将来的に強い丈夫な歯になりやすいとも言われています。

 

 

この様に、幼若永久歯の期間は特に注意していただく必要があるという事がお分かりいただけたのではないかと思います。

矯正歯科医としての観点や、予防に関するアドバイスなど、ご不明点や不安な事などがある場合はいつでもお気軽にご相談ください。

キシリトールのお話

今回は皆さんもご存じのキシリトールについて少しお話していきたいと思います。

 

キシリトールとは、甘みの成分となる甘味炭水化物の1種です。砂糖と同じ程度の甘味を持っていながら、カロリーは砂糖よりも低いという良い特徴をたくさん持っているものです。キシリトール含有のガムは皆さんもご存じかと思いますが、意外にもイチゴやラズベリー、ナスやホウレン草といった果物や野菜にも含まれています。また、食用以外にも夏用の冷感素材などで最近見かけるようになってきました。

 

 

そんなキシリトールですが、虫歯とはどのような関係があるのでしょうか?

 

1、口の中で酸を生成しない

 

甘味炭水化物はキシリトール以外にもいくつかありますが、いずれの物質もプラークの中で少しの酸を生成します。しかし、キシリトールは全く酸を生成しないため、歯を溶かすリスクが生じません。

 

2、甘みが強い

 

意外かもしれませんが、甘みが強いという事も虫歯の軽減につながっています。上でも砂糖と同じ程度の甘味があると書きましたが、甘みが強いことによって唾液の分泌が促進されます。唾液が多いと、プラークの中で生成される酸を中和しやすくなりますので、虫歯になりにくくします。

 

3、虫歯菌の活性を抑制する

 

キシリトールは、ミュータンス菌(虫歯菌)に取り込まれても、菌のエネルギー源として利用することが出来ません。そして活用できないどころかミュータンス菌の代謝を阻害するという効果までありますので、菌の活動が低下します。ただ全ての虫歯菌に有効というわけではないため、注意は必要です。

 

 

この様に、キシリトールは虫歯に対して非常に有用な効果のある物質という事は理解していただけたのではないでしょうか。とはいえ、これだけで虫歯菌が居なくなるわけでも、虫歯が無くなるわけでもないため、日々のメンテナンスをしっかりと行った上でキシリトールを上手に活用する必要があります。

 

11月8日は「11(いい)8(歯)の日」として、日本歯科医師会が歯科保健啓発活動を行っています。日々のメンテナンスの大切さや、メンテナンスをしっかりと行えているのかを、ご自身でも再確認するきっかけにしてみるもの良いのではないでしょうか。

 

今回は矯正治療とは少し離れた話になりましたが、メンテナンスは矯正治療の有無に関わらずとても大切なことです。もしメンテナンスでやりにくいことやわからないことなどある場合は、この機会に一緒に克服していきましょう。

慢性鼻炎と歯並びの関係性

今回は、慢性鼻炎と歯並びの関係性についてお話していきたいと思います。

春や秋になると街中で花粉症の方のくしゃみがよく聞こえてきます。
花粉症も鼻炎の1種ですが、それ以外にもハウスダストや温度差による鼻炎などもよく聞く鼻炎ではないかと思います。
この鼻の問題である鼻炎がなぜ歯並びに影響を及ぼすのでしょうか?

結論から言いますと、鼻炎がある状態だと鼻で呼吸が出来なくなるため、口呼吸をせざる負えなくなります。この口呼吸が歯並びにとって、悪影響を及ぼします。

人間の歯は、頬や唇などによって外から内に掛かる力と、舌によって内から外に掛かる力のバランスをとって同じ位置に維持されています。
しかし、口呼吸が常態化してしまうと、常に口が開いていることになります。そのため、唇によって外から内に押さえつける力が弱くなり、歯が外側に移動してしまうという事が起こりえます。年齢の小さいお子さんの時からこの様な口呼吸が癖のようになってしまうと、歯並びが悪くなってしまう可能性がかなり高くなります。

また、口呼吸による弊害は歯並び以外にもあります。

一つは風邪などをひきやすくなるということです。
鼻の粘膜には菌やウイルスを体内に入れないための機能が備わっています。しかし、口呼吸をしてしまうという事は、その菌やウイルスを直接体内に入れてしまうという事になります。今はコロナウイルスのまん延で皆さんマスクをしていますが、マスクを外して生活するようになった際に風邪やインフルエンザなどの病気にかかりやすくなる可能性はあります。

次に虫歯リスクの上昇があります。唾液には汚れや菌などを取り除く自浄作用があります。しかし口呼吸で口腔内が乾燥してしまうと、その唾液による自浄作用がうまく働かず、菌が繁殖しやすくなります。その結果として、虫歯や口臭の原因にもなります。


この様に、口呼吸には様々なデメリットがあります。慢性鼻炎はその口呼吸を誘発してしまう結果となりますので、早めの対処が有効的かと思います。
また、一度歯並びが乱れてしまうと、清掃性が悪くなったり、噛み合わせの不一致による体調の変化なども考えられるため、矯正治療も検討していただくのが良いかと思います。
初めての治療で不安な方も多いかと思いますので、わからないことなどいつでもお気軽に相談していただけたらと思います。