噛むことの大切さ

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噛むことの大切さ

今回は、食べ物を食べるときによく噛むことが如何に大切かということをお話していきたいと思います。

 

皆さんもご自身が子供の時には、両親や祖父母からよく噛んで食べなさいと言われたことがあるのではないでしょうか?

また、お子さんがいる方はご自身のお子さんにもよく噛んで食べなさいと言っているかもしれません。

ただ、このよく噛むという行為について、漠然とよく噛んだほうがいいというのはわかったとしても、何故よく噛むほうがいいのかについて詳しく説明できる人は多くないのではないでしょうか。

これからよく噛むことのメリットをお伝えしていきますので、参考にしてみてください。

 

■消化・吸収の促進

 

食べ物を細かく噛み砕くと、食べ物が消化液に触れる面積が増えて、消化しやすくなります。また、噛むという行為で唾液の分泌量が増加するため、より消化の手助けになります。

しっかりと消化が進むことによって、吸収効率も上がるというメリットがあります。

 

■顎の発育の促進

 

顎の骨や筋肉も、体の他の骨や筋肉と同様に使えば使うほど発達していきます。

最近では柔らかい食事が増えたため、顎の発育が思うように進んでいないお子さんが多くなったと言われています。

顎が小さいと歯が並ぶスペースがなく、不正咬合を引き起こしてしまう可能性が高くなります。

 

■脳の発達の促進

 

ネズミを使用した実験で、硬い餌と柔らかい餌を与えたネズミで、どちらが上手に迷路を抜けるかという実験が行われました。

結果としては硬い餌を与えられたネズミの方が上手に迷路を抜けることが多いということになり、噛むことによる脳への血液循環は健やかな脳の発達をもたらすと言われています。

 

■ストレス解消

 

よく噛むことで食べ物のおいしさや歯ごたえを楽しむことができて、その満足感からストレス解消に繋がると言われています。

また、人間は噛むという行為をしたいという欲求があるため、プロ野球選手などでガムを噛んでその欲求を満たし、ここ一番での集中力を高めていると言われています。

 

 

この様に、例を挙げるとキリがないですが、上記の内容だといくつか納得できるという人も多いのではないかと思います。

健康な顎、骨の発育と綺麗な歯並びはこのよく噛むということから始まり、長く歯並びを維持するためにもとても大切な行為の一つです。

 

当院に相談に来られる方の中には、噛み合わせが悪くて食事をとりにくい、噛むときに顎が痛い、口の中の食べ物をよくこぼしてしまうなど様々なご相談内容があります。

少しでも何か思い当たることがあるなら、いつでもお気軽にご相談いただけたらと思います。