2017/06/16
今回は、ある調査会社が行った矯正歯科に関するアンケート調査を
もとに書いていきたいと思います。
今回のテーマは、矯正治療を受けたことのある方を対象に、
治療を受けた歯科医院を知ったキッカケについてです。
矯正治療の期間は保定装置期間を入れると、年単位でかかります。
長くお付き合いする歯科医院を知ったきっかけは様々ですが、
選んだ理由のベースにあるのは、
やはり信頼なのではないかと考えさせられます。
■矯正治療を受ける医院を選んだ際の認知経路は?(矯正治療経験者490人対象)
1位)38.8% (自分32.0%/子供47.3%) 知人や友人の評判
2位)33.3% (自分38.0%/子供30.9%) かかりつけの歯科医院
3位)13.1% (自分20.0%/子供:9.1%) インターネット
4位)13.1% (自分14.0%/子供:10.9%) 自宅や職場の近所
5位)12.1% (自分8.0%/子供14.5%) かかりつけの歯科医の紹介
6位)4.0% (自分4.0%/子供5.5%) 雑誌の広告や記事
7位)3.0% (自分2.0%/子供3.6%) 地域情報、タウン誌など
8位)2.0% (自分2.0%/子供1.8%) 立て看板など屋外広告
9位)1.0% (自分0.0%/子供1.8%) 電話帳
最も多いのが「知人や、友人の評判を聞いた」という回答で、
約40%もいらっしゃいます。
そして、「かかりつけの歯科医院」もしくは「かかりつけの歯科医院からの紹介」を
合わせると約45%となっています。
それに次ぐのがインターネットの13%なので、
人のつながりからの信頼が圧倒的ということがわかります。
1位の知人や友人の評判の内訳を見ると、
本人の治療経験でいう32%と比べて、
自分の子供の矯正治療経験が47%ということなので、
子供の友人に矯正治療経験者がいて、
その話を聞いて矯正治療を考えたというケースも見えてきます。
実際、横浜ひらの矯正歯科でも、お子さんの部活や塾が一緒で紹介を受けたケースや、
クラスメイトからの紹介を受けたという患者さんも沢山いらっしゃいます。
矯正治療を受ける歯科医院を知ったキッカケは今回のアンケートの通りですが、
最終的に「ここにしよう」と決断した理由は、
治療方法や値段、歯科医の矯正治療経験など様々なようです。
キッカケとして、人の紹介は実際の体験をもとに伝わるので
とても大切なことだと思いますが、
インターネットや紹介だけでは意外に治療経験や、
長く安定する綺麗な歯並びを手に出来るかということなど、
見えづらいのが現状だったりもします。
ぜひ歯並びの相談に歯科医院へ行く際は、
治療方針や、先生のコンセプト、大切にしていることなども含めて、
より深いところで選んでいっていただければと思います。
初めに書きましたが、長いお付き合いになるのが歯列矯正治療です。
抜歯治療にするのか、非抜歯治療にするのかなど、
治療方針に関してもしっかりとした説明がある医院で、
安心して矯正治療を受けられることを願っています。