上顎前突(出っ歯)の弊害2

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上顎前突(出っ歯)の弊害2

前回のブログでは上顎前突(出っ歯)について解説しました。

まずはおさらいですが出っ歯の主な原因を見てみましょう。
1.舌癖により歯を前に押し出してしまう
2.指しゃぶりや爪を咬む癖など
3.骨格性 上顎が大きい、あるいは下顎の成長量が少ない

そしてそれに対して主な弊害が
1.見た目。特に子供さんの場合、お友達から指摘されてしまうという心理的ストレス
2.歯周病、虫歯、口臭につながるリスク
3.怪我、歯が折れるリスク

です。

今回は以上を踏まえて子供のうちに上顎前突の治療をすることに関して考えてみます。

ひらの矯正歯科では多くの子供の患者さんが上顎前突の治療に来られます。
それは子供のうちに上顎前突の治療を開始した方がメリットが多いからです。

特に上顎前突の原因を見てみるとわかりますが、
小さいころからの癖により出っ歯になっている場合は、
癖を早い段階で治しながら矯正治療をすることが出来ます。
例えば口を開けたまま食べ物を咬む癖を持ったまま
大人になってしまうと中々治すことが出来ないように、
舌癖に関しても大人になると治すのが難しくなります。

骨格性の出っ歯の場合、顎の成長を促しながら
矯正治療をすることが出来るというメリットがあります。
またそれ専用のヘッドギアなどの矯正装置もあります。
大人になってからの治療が手遅れというわけではありませんが、
大人になってからの治療となると顎の成長を促しながらの治療が難しくなります。
その為、永久歯抜歯併用の矯正治療の可能性が高くなってしまいます。

また、歯並びを治しても癖がなかなか抜けず、
出っ歯に戻っていきやすいということも言えます。
大人になっても指しゃぶりをしている人はあまりいないと思いますが、
舌癖に関しては大人になってから治すのは中々に難しくなってしまします。

今回は二回にわたり上顎前突(出っ歯)に関して書いてきましたが、
見た目以外の弊害も多い上顎前突は、
原因を考えて子供のうちに矯正治療をする方が多くのメリットがある
ことが分かってきています。
気になることがあればひらの矯正歯科へ問合せ頂ければと思います。

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