舌の癖による歯列への影響

目立たない装置で矯正できます。横浜(神奈川県)の子供矯正(こどもの矯正、小児矯正)は当歯科医院へ。

舌の癖による歯列への影響

歯並びが悪くなる原因の一つに舌の影響というものがあります。
今回は、歯列に影響を与える「舌癖(ぜつへき)」に関してのブログを書いてみます。

普段、皆さんは舌がどの位置にあるかを意識したことはありますか?

テレビを見ている時や本を読んでいる時などリラックスしているときの
舌の位置を確認してみてください。

舌の先が上の歯の根元の部分にあるというのが正しい位置と言われています。
正しい位置に舌がない人は、唾を飲み込む時などに上下の歯の間に挟まっていたり、
外に出そうとすることが多くなります。

本来の正しい位置に舌が位置していないことや、
舌の動きに問題があることを「舌癖(ぜつへき)」と言います。

舌癖のある人は、特にサシスセソ、タチツテトの発音に悪影響を
与えている場合が多く、更に物を飲み込む際に歯を外側へ押し出そうとして、
出っ歯になったり、
開咬(噛んでいる状態でも奥歯は噛むが、
前歯が噛みあわない状態)など
歯並びに悪影響を与えることも出てきてしまいます。

歯列はこういった舌の力でも動いてしまうものなのです。

まだ成長段階にある小学生などは、顎やお口の周りの筋肉
そして舌の動きも発展途上の段階にありますので、
こういった癖を治すことで歯並びが悪くなりすぎる前に
舌癖を治すことが出来ます。

舌癖の原因になっているものは、前歯の乳歯から永久歯への交換の時期が
過ぎても幼児性の嚥下が残ってしまうといったような専門的なことや
小さいころからの指しゃぶりや、口呼吸など日々の習慣などがあります。

矯正治療にはMFTという舌のトレーニングがあり、
本来の正しい舌の位置へ自然に収まるようにしていくことが出来ます。

舌をトレーニングすることで矯正治療が終わった後の”後戻り”の
リスクを下げることも出来ます。

その歯列の原因解決にも目を向けて矯正治療は進めなければいけませんので、
何かお子様の歯並びや癖で気になることがありましたら、
ひらの矯正歯科までお問い合わせいただければと思います。

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